2歳児が歩ける距離は?よく歩くとどんな効果がある?楽しく歩くコツを紹介

「子どもが歩ける距離はどのくらい?」

わが子が2歳になり、歩く姿がますます可愛くて成長を感じる今日この頃。

でも、2歳児ってどのくらい歩けるんだろう…?

お散歩中にわいたそんな疑問から、子どもの歩く距離について調べてみました。

この記事では、2歳児の歩く距離や、よく歩くことで得られる素晴らしい効果についてお話しします。

さらに、親子で楽しく歩くためのコツもご紹介!

可愛いわが子との散歩がますます楽しくなる方法を見つけましょう♪

2歳児が歩ける距離はどれくらい?

子どもの歩行距離について、目安はあるもののその根拠ははっきりとしない様子…。

一例として、わが家の2歳半になる娘のお散歩についてお伝えしますね。

子どもが歩ける距離は『年齢=km』?

一般的な目安として、幼児が歩ける距離は『年齢=km』といわれています。

なので1歳なら1km、2歳なら2km、3歳なら3kmが歩ける距離の目安となりますね。

ただ、子どもの歩行距離『年齢=km』に関してはあくまでも目安。

文部科学省の幼児期運動指針でも、幼児期の歩行距離について具体的に記載されてはいません。

子どもの運動時間の目安は毎日60分以上

歩行距離の目安はないものの、子どもの日々の運動時間に関する目安は見つかりました。

文部科学省の幼児期運動指針では、毎日60分以上体を動かすことを推奨しています。

毎日60分以上という時間は、世界保健機関(WHO)でも推奨されている世界的にも標準的な目安。

幼児期運動指針では、遊びを中心散歩や手伝いなども含めて60分以上の時間をとることをすすめています。

2歳半の娘はどれくらい歩く?

わが家の娘は2歳半の今、長いと3kmほどお散歩できるようになりました^^

2ヶ月前までは1kmも歩けないと思っていたのに、試しに歩かせてみたら歩く歩く!!

子どもの実力をあなどってはいけませんね^^;

ちなみに長い距離歩けるようにはなりましたが、目的地までものすご~く時間がかかります。

大人の足で、20分かかる1.5kmの児童館。

娘と一緒に歩くと30分〜40分かかり、ほぼ2倍の時間がかかります(;´ρ`)

ただ歩くだけではなく、道行くバスを見たり、クレーン車を見たり、石を拾ったり…。

娘の興味のままに歩いているので、時間がかかるのは仕方がない。

ですが、こんなにゆったりと娘と二人でお散歩できるのも今だけ。

今だけしかない娘との時間を楽しもうと思います♫。

たくさん歩いた子はどんな違いがある?歩く効果とは

調べれば調べるほど、歩くことには多くのメリットがあることが分かりました^^

たくさん歩くことによってどんな効果が期待できるのか、お伝えしていきますね。

生活リズムが整いやすくなる

たくさん歩くことは、日々の生活リズムをより良く整えてくれます

発達脳科学者の成田奈緒子先生によると、平均歩数より多く歩く子どもほど早寝早起きで、寝起きが良く、食欲旺盛、外遊び頻度が高いとのこと。

たくさん歩けば歩くほど、体力や筋力を使います。

そのぶん睡眠や食事に影響し、生活リズムに好循環を起こしてくれます。

運動能力や体力がつく

たくさん歩くと、運動能力や体力アップが期待できます。

東京都教育委員会の調査によると、1日の平均歩数が高い子どもは、運動能力や体力の評価が高いとのこと。

また、北海道大学の小学生を対象にした研究では、歩数と姿勢の関係について報告されています。

その報告によると、1日8,000歩以上を歩く子どもは骨盤の歪みが小さくなり、立ったときの姿勢も良い傾向があるのだとか。

姿勢は、運動で良いパフォーマンスをするためにも大事な要因のひとつ。

歩くことは、体力をつけるだけではなく、運動をするための体の基盤をつくりあげることにもつながるようです。

認知機能が高まる

歩くなどの運動によって、さまざまな認知機能が高まります。

具体的には、集中力や注意力、ワーキングメモリーの機能や決断力など…。

これらの認知機能は、子どもの学力へ大きく影響します。

青森県の小学校の調査では、車通学の子どもよりも徒歩通学の子どもは学力が高いことが明らかになりました。

たくさん歩くことは、脳のはたらきも良くしてくれます。

ストレス耐性が高まる

たくさん歩くことは、ストレス耐性にも良い影響をあたえます。

フィンランドの研究によると、歩数が多い子どもほど、ストレスを感じにくい傾向があるとのこと。

精神状態も安定し、ストレスホルモンの数値も低かったのだとか。

ストレス耐性が高いと、イライラしにくかったり、物事へ前向きにむかうことができるようになります。

よく歩くことで、そんなメンタル面への良い効果も期待することができるのです。

子どもと楽しく歩くためのコツ 

子どもに長い距離たくさん歩くためには、楽しく歩いてもらうことが重要。

お散歩の途中で気分がのらなくなってしまった…。

そんなときに役立つ、楽しく歩くためのコツをまとめてみました♫

「抱っこ」と言われたら抱っこしてあげる

お子さんに「抱っこ」とおねだりされたら、とりあえず抱っこしてあげましょう^^

私の娘も「つかれた」や「抱っこ」をよくお散歩の途中に言っています。

そんなときは、とりあえず抱っこ。

「つかれた」「抱っこ」と言うときは、本当に疲れている場合や甘えたい場合があるようです。

ただ、2歳半の娘はいまや体重12kg。ずっと抱っこするには重すぎる…。

抱っこしたあとは「つぎの電信柱までね~」など目印を決めるようにしています。

歌を歌う

歌を一緒に歌いながら歩いてみると、歩くのがとても楽しくなります♫

私がよくお散歩中にやるのは、道で見つけたものに関連した歌を歌うこと。

犬を見かけたら『いぬのおまわりさん』。

かたつむりを見つけたら『でんでんむし』。

ちょうちょを見つけたら『ちょうちょ』。

バスを見かけたら『バスにのって』。

歩いて体を動かしながらだと、娘も歌う楽しさが倍増するようです。

ゲーム感覚で歩く

お散歩にゲームの要素をとりいれてみるのも楽しく歩くコツのひとつ。

色や文字、形、標識などを探しながら歩いたり、「つぎの電柱までよーいどん!」と競争してみたり。

急に「よーいどん!」をすると、娘は気分が切り替わってニコニコ走り出すことが多いです♫

動物やキャラクターになりきって歩く

動物やキャラクターなどの真似をしてみると、子どものテンションが上がることも。

たとえば、アンパンマンの真似をして子どもとお話したり、ゾウの真似をしてノッシノッシ歩いてみたり。

他の人の目が気になって親としては少し恥ずかしいですが、私も娘と一緒に真似しながら歩いています^^;

娘は「汽車ポッポするよ~!」というと、手で真似をしながら上機嫌に歩いてくれます♫

お散歩バッグを持つ

葉っぱや石ころ、子どもはいろいろな物を拾いがち。

そんな道で拾った宝物を大切に入れられるバッグがあると、子どもは歩くのが楽しくなるかもしれません。

こちらの記事でも紹介していますが、私も娘のためにペットボトルでバッグを手作りしてみました。↓

すると、思いの外気に入ってくれたようで、作った直後から身につけて離さない!(笑)

お散歩に行っても「バッグに何いれようかな」「つぎは何が落ちているかな」と楽しく歩けるようになりました^^

お散歩バッグは簡単に作ることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもの興味を邪魔しない

お子さんの興味関心をさまたげないことも、楽しく歩くコツのひとつ。

数歩あるいてはしゃがんで石を拾い、また数歩あるいては立ち止まって木を眺め…。

子どもとお散歩にいくと、なかなか目的地にたどり着けないんですよね。

ですが、子どもの好きなように歩かせていると、子ども自身で色々な発見をしていきます。

その発見がお散歩の楽しさにつながるため、なるべく見守ってあげたいところ。

娘の気の向くままに毎日お散歩するのは大変なので、わが家では「この日は時間無制限!」と日を決めてお散歩するようにしています。

サイズの合ったお散歩向きの靴を選ぶ

お散歩のときは長靴やサンダル、ブーツではなく、サイズの合ったスニーカーを選びましょう。

特に「歩きたくない」と言うお子さん、よく転ぶお子さんは、靴のサイズが合っていないことが原因かもしれません。

子どもの靴は、大きすぎも小さすぎもNG。

しっかり足を固定できる靴でないと、歩きにくいだけではなく足の歪みにつながってしまいます。

こちらの記事で、子ども靴のサイズアップについて紹介しています。↓

歩くことを楽しいと感じてもらうために、親がきちんと靴選びをしてあげましょう(゚ー^*)

まとめ

  • 一般的に子どもの歩く距離は『年齢=km』
  • 歩くことも含めた運動時間の目安は、毎日60分以上。
  • たくさん歩くと、体力面以外にも多くの効果が期待できる。
  • 子どもと楽しく歩くためには、色々な工夫が必要^^;

今回は、2歳児の歩く距離と、お散歩がより楽しくなるポイントをお伝えしました。

歩くことは発育によい影響を与え、健康な成長をうながします。

さらに、親子でのお散歩はコミュニケーションのひとつ。

お子さんの好奇心を大切にし、一緒に楽しむことで絆が深まります。

ぜひ、日常のお散歩を通じて、お子さんとの特別な時間を楽しんでくださいね。

かわいい笑顔とともに、成長の一瞬一瞬を大切にしていきましょう♫

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