「フィンガーペイントで楽しく遊ばせたい。でも0歳の赤ちゃんには難しい…?」
ちょっとの工夫で、0歳の赤ちゃんでも安心してフィンガーペイントで遊ぶことができます!
娘が、指先を使って遊ぶことが多くなってきた生後11ヶ月頃。
汚れずにフィンガーペイントで遊ぶ方法があるというので、実際にやってみました。
すると、初めての絵の具の感触に戸惑いながらも、絵の具の伸びや色の混ざりを楽しそうに遊んでいる様子。やってみて良かったと感じました!
フィンガーペイントには赤ちゃんの発達にたくさんのメリットもあるので、おうち遊びとしてオススメです。
この記事では、赤ちゃんでも汚れずにフィンガーペイントを楽しむ方法、フィンガーペイントのメリット、注意点などを紹介します。
フィンガーペイントをやってみた!赤ちゃんでも汚れずに楽しむ方法とは?
手や指を使って絵を描くフィンガーペイント。袋を使うだけで、なんと0歳の赤ちゃんでも楽しむことができるのです。
そんなフィンガーペイントを、我が家の生後11ヶ月になる娘もチャレンジ。楽しんでお絵描きをしていました♪
実際にフィンガーペイントで娘と遊んだ感想を交えながら、その方法をお伝えします。
フィンガーペイントで準備するもの
赤ちゃんとフィンガーペイントをする為に準備するものは以下の通り。
- 絵の具
- 画用紙やキャンバスなど
- 透明なビニール袋
全て100均で売っているもので用意することができます。
私が使用した絵の具はセリアの水彩絵の具。パステルカラーの優しい色味が10色も入っていて、100均アイテム恐るべし!
また、画用紙は厚めの紙を選ぶのがオススメです。遊ぶときに持ち上げて握ることがあるので、薄い紙を使うと出来上がりがクシャクシャに…。
セリアのボール紙を使ってみたら、子どもが投げ飛ばしても踏んづけても綺麗なままで完成できました。
画用紙に関しては、キャンバスを使っても良さそうです。キャンバスだと画用紙より丈夫ですし、出来上がった絵をそのまま飾ることもできます。
キャンバスは100均ではあまり見かけませんが、 Amazonや楽天で安く購入することができますよ。
そして重要なのが、透明なビニール袋。画用紙やキャンバスを入れて、しっかり封ができる大きさのものを選びましょう。
ジッパー付き保存袋やテープ付きOPP袋(ポリプロピレン製の袋)を使うと簡単ですが、ポリ袋の場合は口部分をテープで止めればOK。
我が家で使用したのは、セリアのCLEAR FILE。A4のクリアファイルがぴったり入るサイズで、テープ付きです。
色々試してみた結果、私はジップロックよりもOPP袋の方が絵の具が伸ばしやすいように感じました。
フィンガーペイントの遊び方
では、フィンガーペイントの遊び方を具体的に見ていきましょう。
①画用紙に絵の具を置く
画用紙やキャンバスの上に絵の具を置いていきます。
混ざったときの色味を考えながら、点々と絵の具をのせていきましょう。
絵の具を画用紙やキャンバスに置くときは、なるべく近くに、多めの量で絵の具をのせるのがオススメ。
絵の具を少量しか使わないと、指でなぞってもあまり伸びてくれません。
また、離れたところに絵の具を置いた場合、色同士を混ぜにくくなってしまいます。
絵の具を近くに、多めの量でのせておくと、赤ちゃんが絵の具を指で伸ばしやすく、色と色を混ぜやすくなりますよ。
②1の画用紙を袋に入れて、封を閉める
絵の具をのせた画用紙やキャンバスを、袋にそーっと入れましょう。
袋の口に絵の具がつかないように気をつけてくださいね。
袋に入ったら、きっちりと封を閉めます。
③袋の上から絵の具を伸ばしたり、混ぜたり好きなように遊んでもらう
これで準備万端!手や指でお絵描きをしてみましょう。
ママパパが最初にやってみせると、赤ちゃんも遊びやすくなるかもしれません。
私の娘は、最初は絵の具の感覚に慣れないようで、恐る恐る触っていました。
ところが、一緒にやってみせるとすぐに慣れた様子。指で絵の具を伸ばし始めました。
「ビヨーン」「混ぜ混ぜ」と声をかけると、その音も楽しかった様子。
絵の具を伸ばす・混ぜる以外にも、袋ごと持ち上げてクシャクシャにして遊んでいました。
出来上がった絵はこんな感じ。なんだかオシャレな雰囲気でかわいい…ということで額縁に入れて飾ってみました♪
フィンガーペイントは赤ちゃんにどんなメリットがある?
体を使ってお絵描きをするフィンガーペイントは、感覚が刺激されるので知育遊びとしてもオススメ。
教育効果の高さから、子どもの知育プログラムや心理療法の一環としても取り入れられています。
では、赤ちゃんにとってフィンガーペイントにはどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
自己表現ができる
まだ握力が弱い赤ちゃんは、クレヨンや鉛筆をうまく扱うことができません。
その為、思った通りの表現ができていないと感じてしまうことも…。
ですがフィンガーペイントなら、自分の手や指を使うので自由自在に表現することが可能。
楽しみながら自己表現力を磨くことができます。
自己肯定感を育む
自己肯定感とは、そのままの自分を認めて肯定する感覚のこと。自己肯定感が高いと自信に満ち溢れ、様々な物事へチャレンジしやすくしてくれます。
子供のそんな自己肯定感を高めるには、親の声かけが重要な要素のひとつ。
子どもが物事に対して努力した過程や、工夫した点などを日頃から親が褒めてあげると自己肯定感を育てることができると言われています。
フィンガーペイントで絵が出来上がったら、作品の素敵な部分や工夫した箇所を褒めてあげましょう。
親から褒めることにより、子どもは自信をつけることができます。
発想力、創造力の向上
発想力・創造力とは、新しく何かをひらめき、作り出す力。
フィンガーペインティングで遊んでいると、偶然生まれた色や模様、形を楽しむことができます。
そんな偶然の絵から得られる発見や気づきは、子どもの発想力や創造力の向上へとつながるのです。
絵の描き方を制限せず、子どもの遊びたいようにお絵描きを楽しめるようにしましょう。
色彩感覚の発達
様々な色を使用するため、色彩感覚を豊かにすることができます。
フィンガーペイントをしているうちに、絵の具同士が混ざり合って思いがけない色に。
絵の具を触っているとそんな色の特性を発見することができます。楽しみながら色彩について体感的に学ぶことができますよ。
フィンガーペイントを赤ちゃんがするときの注意点
フィンガーペイントは赤ちゃんでも楽しむことができますが、いくつかの注意点があります。
ここではその注意点を詳しくお伝えします。
食べないようにする
なんでも口に入れがちな赤ちゃん。フィンガーペイントをしていても、きっと口に入れたくなってしまうはず。
赤ちゃんが絵の具を食べてしまわないように注意が必要です。
袋を使ったとしても、封がしっかりできていなかったり、袋に穴が空いていたりすると絵の具が漏れてしまうかもしれません。
絵の具が赤ちゃんの口に入らないように、遊ぶときは気をつけましょう。
無理強いしない
赤ちゃんが絵の具を触りたがらないときは、無理に触らせないようにしましょう。
初めての絵の具の感触に、中には戸惑ってしまう赤ちゃんもいるかもしれません。
そんな赤ちゃんの指を無理やり絵の具に押し付けてはダメ!
ママパパが遊ぶ様子を見せたり、優しく声をかけたりして促してみましょう。
自分のタイミングで遊ぶことが大切です。
遊び方を制限しない
本人が思うままにお絵描きをすることで、様々な感性を身につけることができます。
遊び方を制限せず、自由な表現を楽しめるようにしましょう。
まとめ
- 袋を使えば、赤ちゃんでもフィンガーペイントを楽しめる
- フィンガーペイントには、子どもの豊かな発達に役立つ効果がたくさんある
- フィンガーペイントをするときには以下の3つの点に注意する
- 食べないようにする
- 無理強いしない
- 遊び方を制限しない
この記事では、フィンガーペイントについてまとめてみました。
近年SNSでも話題のフィンガーペイント。
私も娘とフィンガーペイントで遊んでみて、やって良かったなぁと感じました。
絵の具の伸びていく感触や色が混ざる様子が面白いようで、楽しく遊ぶことができましたよ♪
ぜひお子さんと一緒にフィンガーペイントをやってみてくださいね。
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