「2歳児はどのくらい歌える?」
「いつから歌えるようになるのか気になる」
子どもの成長って本当に早いですよね。
2歳のわが家の娘は、いつのまにか替え歌を作って、歌ったり踊ったりできるようになっていました^^;
歌を歌うことは、子どもの言葉やコミュニケーションの発達に良い影響を与えると言われています。
子どもが歌えるようになるのは個人差がありますが、徐々にリズム感や言葉の発音を楽しんで覚えていきます。
今回は、うちの娘が2歳6ヶ月時点でどのくらい歌えるのかを紹介しながら、子どもが歌えるようになるのはいつからか、歌を楽しむポイントなども一緒にまとめてみました。
お子さんとの特別なコミュニケーションタイムを作るのに参考にしてみてくださいね♫
2歳児はどのくらい歌える?いつから歌えた?
わが家の娘は、現在2歳6ヶ月。
歌が好きで、一人遊びのときもよく何か口ずさんでいます。
マラカスを持って台の上に立ち「演奏会する!」と歌って踊るのも昔から大好き。
そんな娘が「どのくらい歌える?」「いつから歌えたんだっけ?」と思い出してみました^^
2歳6ヶ月娘が歌えるのは50曲ほど
2歳6ヶ月の今、歌える曲をあらいだしてみるとザッと50曲ほど。
チューリップ・ちょうちょ・かたつむり・どんぐりころころ・おもちゃのちゃちゃちゃ・さんぽ・おべんとうばこのうた・カレーライスのうた・はたらくのりもの・じゃんぐるぽっけ・等…
歌詞を完璧に歌える曲だけではなく、一部だけ歌える曲もカウントしています。
50曲なんてよく歌えるようになったなぁ…としみじみ^^
歌っているようすは、こんな感じ↓
- リズムはなんとなーく合っている
- 正しい音程とまではいかないけれど、音程の高低は合っている雰囲気
- 舌がまわっていないところもある
- 聞こえてくる音を自分なりに真似して発音している
- 悲しい声や怒った声など、その表情をしながら歌ってくれることもある
- 大きい声、小さい声を変えられる
リズムや音程、言葉の発音など、真似が以前より上手になってきたなと感じます♫
声の大小や感情表現を工夫しながら歌うようにもなってきたので、ホントに見ていて飽きません(笑)
どんぐりころころが歌えるようになった娘。
でもその歌詞がツッコミどころ満載でおもしろすぎる…(笑)
『どんぐりころころ どんぐりこ
おいけにはさまって さぁたいへん
どじょうがでてきて こんにちは
さっちゃん いっしょにあそびましょ』( ´∀`)
1歳8ヶ月で最初に歌えた
娘が歌えるようになったのは、1歳8ヶ月ころのとき。
1歳すぎから曲に合わせて体を揺らしたり、手をあげて踊ったりしていました。
言葉を真似しはじめたのも1歳すぎのころ。
最初に「やったー!」と舌足らずに真似しはじめて、「なんでその言葉が最初なの?」と夫婦で大笑い。
それから徐々に真似する言葉が増えて、1歳8ヶ月ころに歌の真似もするようになりました。
最初に歌っていたのは、「ぶんぶんぶん」。
「ぶんぶんぶん」のところだけ音程ナシで口ずさんでいました。
その後、だんだんと「ぶんぶんぶん」以降の歌詞も歌えるように。
そしてあっという間に歌える曲も増えていきました♫
歌えるようになったのは、1歳7ヶ月のときリトミックに通いはじめたのも影響したのかな…?
何歳から歌えるようになる?
歌えるようになるのは、一般的に1歳半ころからといわれています。
乳児の声が歌に聞こえるかどうか調べた研究(※)によると、1歳児で言葉を一定のリズムでくりかえす様子が見られるとのこと。
そして、1歳4ヶ月で曲のメロディーや歌詞を口ずさむ行動が見られたと述べています。
ただし歌えるようになるのにも個人差があるので、万人にあてはまるわけではなさそうです。
※ 坂井康子・岡林典子・山根直人・志村洋子 (2013). 乳幼児の音声のリズムと抑揚. 甲南女子大学研究紀要, 49, 41-48.
歌をどうやって覚える?お家でできることは?
音楽は子どもに多方面で良い影響をもたらしてくれるもの。
音楽をとおして、音感やリズム感だけではなく、運動能力、感受性、表現力まで養うことができるといわれます。
歌を歌うことで、そんな音楽にたくさんふれてほしい。
娘がさらにたくさんの歌を楽しく覚えるのに、何か私ができることはないのかな?
ということで、保育園や幼稚園の先生が行っている、歌の指導をしらべてみました。
親が楽しそうに歌う
まずは親が楽しそうに歌うようすを見せること。
親が楽しそうに歌うことで、子どもの「歌ってみよう」「真似してみよう」という興味を引き出すことができます。
また、子どもは何度も曲を聴くことで覚えていくので、親が歌っていれば自然と覚えていくはず。
楽しく歌うようすをお子さんに見せてあげましょう。
一緒に楽器を演奏してみる
歌いながら楽器で一緒に演奏してみること。
マラカスやタンバリンを鳴らしながらだと、楽しく歌うことができます♫
楽器を手作りすれば、その楽しさもさらに増えるはず。
ガチャガチャの丸い容器や、乳酸菌飲料の入れ物にビーズをいれるだけで立派なマラカスになります。
お子さんにシールで飾り付けをしてもらえば、世界でたった一つのマラカスの完成です。
お気に入りの楽器で体を動かしながら歌を歌えば、より楽しんでもらえそうですよね。
手遊び歌を歌う
2歳ころのお子さんにピッタリなのが、簡単な手遊び歌をすること。
楽器を演奏するのと同様に、体を動かすのは「歌うのは楽しい」という気持ちを増やしてくれるようです。
まだ歌いながら手遊びを真似るのは難しい場合もありますが、徐々にできるようになっていくはず。
手遊び歌は、おべんとうばこのうたや、グーチョキパーでなにつくろうなど。
親が見せながら、一緒に手遊びをしながら歌えると子どもの興味を引き出すことができそうです。
子どもが気に入った歌詞のところから歌う
子どもが新しい歌を覚えようとするとき、一度に一曲の歌詞をまるまる覚えられるわけではありません。
気に入った歌詞やメロディーの1フレーズだけを子どもが歌えるようになるのも多いこと。
部分的に歌えるようになったら、その前後を少しずつ増やして教えていく。
すると、だんだんと1曲歌えるようになっていくようです。
子どもがどの歌のどんな部分に興味をもつのか、見逃さないようにしたいですね。
イラストや絵本、紙芝居をつかってイメージを伝える
子どもの歌への関心を引き出す方法として、イラストや絵本・紙芝居などでイメージを伝えるのも効果的。
歌詞の意味を言葉で説明すると、うまく理解できず「つまらない」と感じてしまうことも。
イメージで伝えるとスッと頭に入りやすく、歌への興味をさらに高めることができそうです♫
動画やCDなどを使う
CDやDVD、Youtubeなどの動画を使うのも、楽しく歌を覚えるひとつの手段。
動画やDVDなら、曲のイメージもつかみやすくなります。
わが家では、こんな絵本も曲を覚えるのに効果的でした♫
まとめ
- 2歳6ヶ月の娘が歌える曲は50曲ほど
- 一般的に歌えるようになるのは1歳半ころからといわれる
- 楽器や手遊び、イラストで、子どもの歌への興味を引き出す
子どもと歌を通してコミュニケーションを深めることは、親子の絆も育むことができます。
子どもが歌を覚えていくようすを見ると、個性や成長を感じることができますよね^^
私も、娘が歌ったり踊ったりをする姿を見て、毎日癒やされています。
(うるさいな~と思うときもありますが…(笑))
千と千尋の神隠し「いつも何度でも」の歌詞に、こんな1フレーズがあります。
「悲しみの数を 言いつくすより
同じくちびるで そっと歌おう」
歌がいつも子どもの心に寄り添ってくれるといいななんて思います。
ぜひ親子で楽しい歌の時間を大切にし、一緒に音楽を楽しんでくださいね♫
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