「また転んじゃった…」
——外で遊ぶたびにヒザをすりむくわが子を見て、「運動神経がないのかな?」と悩んでいませんか?
いったん転ぶとテンションは急降下、泣き声は MAX…。
擦りむいたヒザは見るからに痛々しいし、落ち込んだ気持ちを立て直すのもひと苦労。
それだけに、できる限り転ばせたくない!と切に思いますよね。
じつは、こどもが転ぶ原因のひとつが、靴のサイズアウトや履き方ミスなんです。
でも大丈夫。靴の選び方を少し見直して、正しい履き方を毎日コツコツ続けるだけで、転倒リスクはぐっと減らせますよ♪
この記事では、以下のような今日から親子で試せる方法を順番にお届けします。
- かかとやつま先に残る赤みで分かる 靴が小さいサイン
- インソールから読み取る足指の窮屈度
- 年齢ごとに迷わない買い替えタイミングの目安
- 玄関でサッとできる「かかとをトントン」の履き方
読み終えるころには「うちの子に合う靴」をスムーズに選べるようになり、転んで泣く回数もぐんと減るはずです(^^)
こどもが転ぶのを防ぐ!靴フィット感3チェックポイント
お子さんがよく転ぶとき、まずは靴のフィット感をチェックしてみましょう。
ここでは知っておきたい靴と足のしくみを押さえたうえで、実際の確認ポイントを詳しくご紹介しますね。
チェック前に知っておくべき靴と足の基本構造
足はかかとで体重を受け止め、土踏まずで衝撃を吸収し、つま先で地面を蹴り出します。
ところがサイズが合わない靴を履くと、かかとが浮いたり指が丸まったりして本来の動きが妨げられ、バランスが崩れやすくなるんです。
ポイントは、かかとを包むヒールカウンターの硬さと、曲がるべき位置=指の付け根で靴底がしっかり曲がるかどうか。
この二つがズレていると、転びやすさがアップしてしまいます。
脱がせて確認したいポイント3点
お子さんがよく転ぶというときは、以下の点を確認してみてくださいね。
- かかとをチェック
靴を脱いだ直後、かかとに赤みや擦り傷があれば「小さいかも?」のサインです。 - インソールに立ってサイズ確認
インソールを取り出してその上に立つことで、サイズがあっているか一目瞭然です。 - 靴底をチェック
靴底を裏返し、曲がるラインが足指の付け根と合っているかを確認。
足の成長スピード別・靴の買い替えタイミング完全ガイド
こどもの足は3歳頃までは約3か月で0.5cm、その後も半年で0.5cm ほど伸びます。
こどもの足の成長ってものすごく早いですよね^^;
適切なタイミングでサイズアップをしないと、指が動かず転びやすくなるので注意しましょう。
この章では年齢別の平均伸び率と、毎月できる簡単計測のコツをご紹介します。
年齢別サイズアップタイミング
- 0〜3歳頃:3か月ごとに0.5cm。ワンシーズンでの買い替えが目安。
- 4〜6歳頃:半年で0.5cm。学期ごとにサイズチェックすると安心。
- 7歳頃以降:成長はゆるやかでも、スポーツをはじめると急に伸びる場合も。運動量も考慮して見極めましょう。
お家で足のサイズ測定する方法
白い紙・鉛筆・定規を用意し、紙の上にお子さんの足をのせます。
かかとの出っ張りと、つま先で一番長い部分に印をつけましょう。
印を線で結んで定規で長さを測れば「足長」がわかります。
正しい履き方「かかとを床にトントン」で転倒を防ぐ
サイズが合う靴でも、履き方があいまいだと転倒の原因になってしまうんです。
正しい靴の履き方はこちら↓
1.靴に足をいれたら、かかとを床にトントン
2.靴のベロを足にピタッとそわせる
3.ベルトをギュッとしめてとめる
かかとが定位置にきたら、ベルトを甲に沿わせてギューッと締めます。
ベルトがゆるいままだと踵が前後にすべり、つまずきやすくなるので要注意です。
「かかとをトントン・ベルトでギュ!」を合言葉にすれば、足と靴がピタッと一体化して歩くのがラクになりますよ(*^^*)
よく転ぶ子のための Q&A:靴選び・運動・ケアの疑問解決
お子さんが転ぶのが続くと「発達に問題が…?」と心配になりますよね。
でも多くの場合、足と靴を見直すだけでグンと改善します!
ここではよくある質問をまとめてみました。
よく転ぶけれど発達は正常?
発達段階が正常でも足指の筋力が弱いと、つまずきやすいのはよくあることなんです。
足のケアをしたり、足の筋力を鍛えたりすると、転ぶ回数はだんだん減っていきますよ(^^)
インソール調整でバランスは改善する?
既製品の靴でも足をサポートするインソールを追加すると、足裏のバランスが整って転倒が減るケースがあります。
ただし高さや硬さが合わないと逆効果なので、まずは専門家に相談してみてくださいね♪
家でできる足指トレーニング3選
どれも道具は最小限で、隙間時間にサッと試せます。
続けるほど足指がしっかり働き、転びにくい足へ近づきますよ(*^^*)
- タオルギャザー:床のタオルを指で手繰り寄せるだけ。
- ビー玉運び:ビー玉を指でつまんでコップへポン。
- フラミンゴ姿勢:片足立ちで 10 秒キープ。
まとめ
靴のサイズアウトや履き方のミスは、こどもが転ぶ大きな原因のひとつ(;_;)
でも、足や靴をサッとチェックして、正しい靴の履き方を習慣化するだけで、転倒リスクはぐっと減らせます。
こどもの足の成長はあっという間。
毎月のサイズ計測と靴底チェックを忘れずに、わが子の健やかな一歩を応援してあげましょうね。
転ばない笑顔が増えると、外遊びももっと楽しくなりますよ♪
コメント