「初詣は混んでいるだろうから、行くの大変だろうなぁ」
そんな方にオススメなのが、年末にお参りする幸先詣です。
小さな子どもがいると、初詣に行って参拝やお守り授与のために並ぶことがとても大変に感じるようになりますよね。
2歳の娘がいる私も「わざわざ並びに行くなんて!」と思っていました。
ところが、最近知ったのが幸先詣という参拝方法。
実際に川崎大師へ幸先詣をしてみると、人が少なくてとても快適に過ごすことができました♪
この記事では、幸先詣の意味や期間についてご紹介し、実際に娘と幸先詣に行ってみた感想をまとめています。
「幸先詣」についての知識を深め、お子さんと一緒に訪れてみることで、新しい年のスタートをより良いものにしましょう。
幸先詣はいつからいつまで?意味は?
最近になってよく耳にすることの多くなった”幸先詣”。
「さいさきもうで」や「さいさきまいり」と読み、「年末詣」ということもあるようです。
ここでは幸先詣ができる期間、意味についてをお伝えしていきます。
幸先詣はいつから?期間とは?
幸先詣ができる期間は、参拝する神社やお寺によって異なります。
12月1日から実施している神社やお寺もあれば、お正月の準備をし始める「正月事始め」の12月13日からとする神社やお寺もあるようです。
幸先詣の期間は、お守りやお札も初詣の期間と同じように取り扱いされています。
幸先詣の意味は?いつから始まったの?
幸先詣とは「新年を幸先よくスタートできますように」と願いを込めてお参りすること。
新年の初詣を、その前の年の末に前倒ししてお参りします。
コロナウィルスの感染拡大を受け、初詣の混雑を避けるために2020年から始まりました。
幸先詣に川崎大師へ2歳娘と行ってきた!
12月31日、川崎大師へ幸先詣に行ってきました^^
初めての幸先詣に行ってみての感想はというと…「快適すぎる!!!」の一言。
川崎大師の幸先詣の様子をまとめてみました。
川崎大師駅到着~表参道
京急川崎大師駅といえば元旦からは激混みが予想されますが、12月31日は電車の空席がところどころあるほど空いていました♪
表参道を歩いていくと、川崎大師へと近づくにつれて準備中の屋台がちらほら。
幸先詣の期間は、屋台の営業はしないようですね。
歩道に屋台の枠組みを広げて作業している箇所も多く、歩道が狭くなっているためベビーカーでの移動は正直少し大変でした^^;
仲見世通り
仲見世通りまで来ると、お店が開いていて初詣のような賑わいがありました。
とはいえ「地面が見えなくなるほど人がいる!」というほどではなく、ベビーカーに娘を乗せて移動できる程度です。
仲見世通りに入ると、2歳娘はとんとこ飴の包丁の音に興味津々。
その小気味良い音とお兄さんの包丁さばきに目を奪われていました♪
とんとこ飴のお店の他にも、肉まん屋さん、甘味処、お煎餅屋さんなどのお店が。
私は甘酒をいただいてホッと温まりました♪
娘はお土産屋さんのアンパンマン人形に「触りたい!欲しい!」と騒いでいましたが、「また後でね~」となんとかやり過ごし、川崎大師大山門へ…(笑)
川崎大師へ到着
川崎大師の大山門をくぐるとすぐに「ベビーカー置き場」の看板を発見!
お寺の階段を上がることを考えると、すごくありがたいご配慮でした^^
ベビーカーを置き、娘と手を繋いで本堂へ…。
参拝まで並ぶことなく、すぐにたどり着くことができました♪
娘は初めての参拝にちょっと緊張気味(笑)
ですが、握りしめた10円を入れて「ありがとうございました」としっかりお伝えすることができました^^良かった!
初詣といえば、くじ引きも必須ですよね。幸先詣でもきちんとくじ引きをしてきました!
その後、お守り授与所へ。ここは唯一、15分ほど並びました。
でも元旦に来ていたら15分では済まないはず。無事お守りを授かることができて良かったです^^
おそばを食べに松月庵へ
参拝を終えると、娘が「おなかすいた~!」とのこと。
そこで、仲見世通りを出てすぐの松月庵へ向かいました。
松月庵の外には行列ができていましたが、10分ほど待ったところでお店の中へ案内してもらうことができました。
お店のメニューは、そばや天丼、お汁粉など。
娘はライス、だし巻き卵、つくねをいただき、「美味しい!」と目をつぶって味わっていました^^
私と夫はそれぞれ、天そばと天丼を注文。
どちらも大きなエビの天ぷらがのっていて、大満足の一品でした♪
こちらのお店は、子ども椅子や子ども用カトラリーなどの用意もしてくださるので、お子さん連れの方にもオススメです!
まとめ
- 幸先詣とは、年末に「新年の幸先良いスタート」を願ってお参りするもの。
- 12月31日の川崎大師は空いていてお参りしやすい。
- 参拝、おみくじ、お守りの授与など、ほぼ並ばずにできる
- 幸先詣は空いているので、2歳娘と行っても快適・安心に過ごせた!
年末に訪れる「幸先詣」なら、混雑を避けて快適にお参りすることができます。
小さな子どもがいる家族にとっては、初詣の行列や待ち時間は大きなストレスになりがち。
ですが、幸先詣は人が少なく、穏やかな雰囲気でお参りできる点が魅力です♪
新しい年の始まりを良い方向に導くために、ぜひ「幸先詣」を検討してみてください。
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