「健康のために甘酒を飲みたいけれど、まずくて苦手…」
そんな方のために、今回は甘酒を美味しく飲むための方法をご紹介します!
健康に多くのメリットをもたらす甘酒。身体のためにとりいれる人が続々と増えています。
ところが、その独特な風味や食感が苦手と感じている人も多いのではないでしょうか?
私の友人でも、甘酒の香りが苦手で飲めないという人がいました。
ところが、少しの工夫をしただけで、今では毎日甘酒が飲めるように変化!
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら同じように甘酒が大好きになるかもしれません。
本記事では、甘酒をまずく感じる原因、対処法、アレンジ方法などをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
甘酒をまずく感じるのはなぜ?対処法と合わせて紹介
健康に良いと評判の甘酒。いざ飲んでみたけれど「まずい!」と感じてしまった方も多いのではないでしょうか?
その甘酒のまずさ、原因によって対処すれば美味しく飲めるようになりますよ!
それでは、甘酒をまずく感じる原因と対処法ついて詳しくお伝えしていきましょう。
アルコール臭が苦手な人は米麹甘酒を飲んでみよう
甘酒の日本酒のようなアルコール臭が苦手、という方も多いのではないでしょうか?
そう感じた方が飲んだのは、酒粕から作られた甘酒。
実は、甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類があります。
アルコール臭が苦手と感じる方には、米麹から作られた甘酒がオススメです。
◆酒粕甘酒と米麹甘酒の違い
原料 | 味 | アルコール有無 | 市販の商品例 | |
酒粕甘酒 | 酒粕 |
| 有 |
|
米麹甘酒 | 米麹・米 | お米の自然な甘味がある | 無 |
|
米麹甘酒とは、米麹とお米から作られた甘酒のこと。
酒粕から作られる酒粕甘酒とは違い、米麹甘酒にはほんのりとした甘味があります。
そのため、米麹甘酒の方が飲みやすく感じる方が多いようです。
私の友人でも「酒粕甘酒は日本酒くさくて飲めなかった」という人がいました。
ところが、米麹甘酒をおすすめすると、その飲みやすさに驚いたそうです。
まだ飲んだことがない方は、米麹甘酒を一度飲んでみてはいかがでしょうか?
手作り甘酒を美味しく作るポイントをおさえよう
意外とお家で簡単に手作りできる甘酒。ところが、作り方を間違えると、まずい甘酒になってしまうことも…。
手作り甘酒がまずくなってしまう主な原因は、以下の2つが考えられます。
では、甘酒を美味しく作るためには、どのように対処したら良いのでしょうか?
美味しい甘酒を作るポイントについて詳しくみていきましょう。
温度管理をきっちりする
甘酒を美味しく作るためには、温度管理が重要!特に、米麹甘酒は発酵中の温度が味を左右します。
ズバリ、甘酒を作る際の適切な加熱温度は、60℃前後。
発酵中に60℃前後をキープしておくと、米麹に含まれるアミラーゼという酵素がよく働いてくれます。
このアミラーゼは、お米のデンプンをチョキチョキと小さく細かく分解。
すると、ブドウ糖へと変化して甘味が感じられるようになるのです。
ところが、温度が高すぎたり低すぎたりすると、酵素がうまく働かないため美味しい甘酒を作ることができません。
- 酵素の働きが止まる
- 甘味が無くなる
- 酵素が働きづらくなる
- 乳酸菌、雑菌、腐敗菌などが繁殖しやすくなる
- 甘味が無くなる
- 酸味が出る
米麹甘酒を美味しく作りたい場合は、60℃前後に保つことが美味しく作るための秘訣というわけです。
ちなみに、酒粕甘酒のアルコール臭が苦手な方は、高温で加熱してアルコールを飛ばすのもひとつの手です。
ただ、高温にしすぎると酒粕甘酒に含まれる酵素やビタミンなどは失われてしまいます。
なので、栄養面のことを考慮すると60℃以下に保つのがオススメですが、飲みやすくしたいという方はアルコールを飛ばしてみてはいかがでしょうか?
殺菌をした器具を使う
甘酒を作ったけれど、腐敗臭がする…
そんな失敗を防ぐために、甘酒を作るときには器具を殺菌してから使いましょう。
腐敗臭の原因は、雑菌や腐敗菌が混ざってしまうこと。
オタマやしゃもじ、温度計、お鍋など、甘酒に触れるものを熱湯消毒しておくと、そんな菌の増加を防げます。
80℃以上のお湯を10秒以上かけて消毒する方法
また、以下の記事でも米麹甘酒の作り方に関してはご紹介しています。気になる方は参考にどうぞ!
粒々感が苦手な人は滑らかにして飲んでみよう
米麹やお米の粒々とした食感が苦手な方も多いのでは?
そんな方は、ミキサーやブレンダーで滑らかにしてから飲みましょう。
甘酒の発酵が進んでも、お米や米麹の一部は残ってしまいます。
ですが、ミキサーやブレンダーを使用して滑らかにするだけで、舌触りが変化!驚くほど飲みやすくなりますよ。
甘酒が甘すぎる場合はアレンジして飲んでみよう
米麹甘酒を飲んでみたら、甘すぎて飲めなかった…
そんな方にオススメなのは、甘酒のアレンジレシピ。
甘酒だけで飲むと甘すぎると感じるかもしれませんが、ちょっとアレンジするだけで格段に飲みやすくなります。
では、甘酒にはどのようなアレンジレシピがあるのでしょうか?次章で具体的にみていきましょう。
甘酒がまずい場合にオススメなアレンジ方法
体に良いとはいえ、まずいものを飲むのは耐え難い苦行。どうせなら美味しく甘酒をいただきたいですよね。
ここでは、甘酒がまずいと感じる方へ向けて、オススメのアレンジ方法をご紹介します。
より飲みやすい米麹甘酒に絞ってお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
他のドリンクに混ぜる
米麹甘酒は、お砂糖の代わりとして他のドリンクと混ぜて飲むと美味しくいただけますよ。
私のお気に入りは、コーヒーやピュアココアに入れる方法。
お砂糖を使うよりも甘酒を入れた方が、ほんのりとした甘味で後味もスッキリとしているように感じます。
甘酒の甘さも他のドリンクと混ぜることによって、穏やかな甘味へと変化しますよ。
他にもこんなドリンクに混ぜてみるのもオススメです。
- コーヒー
- ピュアココア
- ホットミルク
- ほうじ茶+牛乳
ちなみに、甘酒をより飲みやすくしたい場合はホットでいただきましょう。
温めた方が甘酒の風味が和らぐので、苦手な方も飲みやすくなりますよ。
フルーツや野菜とスムージーにする
お好みのフルーツや野菜を使ったスムージーに、米麹甘酒をちょい足しするのもオススメ。
フルーツや野菜の風味と混ざって、米麹甘酒の甘さがマイルドになります。
しかも甘酒の健康効果が加わり、さらに栄養満点なスムージーへとパワーアップしますよ。
私の場合は、特に以下のようなスムージーに甘酒を混ぜるのがお気に入りです。
- バナナ+ヨーグルト
- ブルーベリー+ヨーグルト
- パイナップル+みかん+ヨーグルト
- にんじん+りんご+ヨーグルト
- 小松菜+バナナ+ヨーグルト
ヨーグルトに混ぜる
プレーンヨーグルトに甘酒を混ぜても美味しくいただけます。
お砂糖の代わりとして甘酒を使えば、甘味はあるのにギルトフリー!
私はプレーンヨーグルトに甘酒、きな粉をトッピングするのがお気に入りです。
また、ヨーグルトに甘酒を混ぜて冷凍庫で凍らせれば、フローズンヨーグルトとしても美味しく食べられますよ。
調味料として使う
米麹甘酒は、お料理やお菓子作りにも使うことができます。
その甘味を活かしてお砂糖やみりんの代わりとして使えば、甘味だけではなくコクも出てさらに美味しくなりますよ。
また、お肉や魚を甘酒に漬け込んでおくと、麹のはたらきで身が柔らかくなります。
米麹甘酒を使うことで、栄養価も美味しさもアップさせられるのは嬉しいですね。
まとめ
- 甘酒がまずいと感じる場合の対処法は4つ
- 米麹甘酒を飲んでみよう
- 甘酒の作り方を見直そう
- 滑らかにして飲んでみよう
- アレンジして飲んでみよう
- 甘酒のアレンジ方法を4つ紹介
今回は、甘酒がまずいと感じる場合に、どのように対処したら美味しく飲むことができるのかご紹介しました。
甘酒は、その風味や食感などから苦手な人も多いことでしょう。
ですが、ただまずいことを理由に遠ざけるには、もったいないほどの健康効果があります。
ぜひ今回お伝えした方法を試して、日々の生活に甘酒を取り入れてみてくださいね。
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